2010/10/13

楽楽屋 新店 - 高級イメージの新店

From 食べ物ログ


「楽楽屋」の新店。「四季香 新館」と同じく、2つ目のお店が「高級指向」になったというケース。こちらの場合はこの前に新大久保にも店を出していたようだが。

東北料理の色が抑えられ、汎用的な「中華料理」っぽいコース料理がフィーチャーされている。出てきた料理は王道という感じでしっかりしており、ここでこういうものを食べる意味はあるのか、と思ったのは「四季香 新館」と同じ。そもそも「楽楽屋」はその泥臭さとおおざっぱさが魅力の1つだったのに、それがこの新店にはない。内装もなんか普通のお店っぽいし。

そうは言っても、料理はうまいのだ、これが。ここもやはり新店を出すにあたって、本土から満を持して腕利きの料理人を連れてきた、という雰囲気がある。そして在日中国人のあいだにはこういう店のニーズが絶対にあるはずである。私が入ったときには10組ほどいた客のなかで日本人は私のテーブルだけだったわけだが、特筆すべきなのは、他の中国人客たちがそんなにカジュアルな感じではなかったということだ。ちょっと気の張ったデートとか、家族の会食などの客っぽい。店の方も個室が複数あることを売りにしている。

そういうわけで、池袋西口の「ディープ」な感じを体験するには不適当だけれども、デパートの上階にあるような中華料理店に行くのであれば絶対にこっちがいい、というようなニッチの店である。池袋の中国料理シーンも徐々に変わりつつある。

場所: 池袋郵便局前交差点に面したビルの5F・6F
住所: 東京都豊島区西池袋1-38-5 セイコービル
電話番号: 03-6907-8717
営業時間: 昼から深夜まで


より大きな地図で 池袋西口の中華料理店 を表示

0 件のコメント:

コメントを投稿