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青山にあるタイ料理店( 公式サイト )。この「ティーヌン」は「スパイスロード」という会社がやっているフランチャイズのようだ。たしか昔、池袋西口の要町通りに店舗があったが、それがなくなって、池袋ルミネの上階に新たにできた。肩の凝らないタイの屋台料理だなと思った記憶がある。どちらも店員がタイ人ばかりだったので、日本の資本だというのは意外だった。
この青山店は私が抱いていた印象とはずいぶん違って「おしゃれ」だったが、特に値段が高いというわけでもなく、たぶんこのあたりではリーズナブルな価格帯である。
最近、なぜか特にタイ料理についてよく思うことなのだけれども、自分で作れると思う料理以上のものが出てくる確率があまり高くない。これは、1) 自分がタイ料理店で頼む料理がけっこうワン・パターンである、2) 自分がこれがタイ料理だと思う特徴がけっこう浅いレベルのものである、などの事情が関係しているのだと思う。たとえば、タイのカレーはそれなりの調味料を揃えればそれなりのものが簡単にできる。準インスタントのペーストもかなり行けるし、さらにいえばそのまま食べられるレトルト食品にもちゃんとおいしいものがある。そして、それよりも深いところで味の違いがよくわかっていないのである。
その結果として、何かよっぽど特徴がある店で、特殊なものを頼まない限り、大したことないものを高い金取って出している、という印象が残ってしまうのだ。この店もそんな店の1つだった。あくまで悪いのはこちら。
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