2010/08/27

安曇野 - 私にとってのそばのベースライン

From 食べ物ログ

東京メトロ有楽町線の千川駅すぐそばにあるそば屋。店構えも内装も、町中の普通のそば屋なのだけれども、昔からよく行っているせいで、私にとってはあらゆるそば屋のベースラインとなっている。そしてコスト・パフォーマンスも勘定に入れると、これを上回るそば屋はなかなか見つからない。特に「こだわりのある気取ったそば屋」でここに勝る店にはまだ出会えていない。もちろんそばのタイプの好みもあるだろうが。

そばは更科そばで長野の更科粉を、うどんは三河の粉を使っているとのこと。どちらもかみ応えのある「田舎風」という感じである。天ぷらを揚げる鍋の前にカウンター席があるため、天ぷら屋としての利用も可能だが、私はここに来ると「おろしそば」と「かき揚げ」の組み合わせばかりになる。季節の材料を使った天ぷらやつまみも充実しており、冬になるとうどんすきや鴨鍋もうまい。

わざわざ遠くから訪れるというタイプの店ではなく、近場にあると実にありがたいという類の店である。でも池袋に来たのなら、一度ぐらいは地下鉄を2駅分乗って、ここでそばを食べてみるのも悪くはないと思う。かき揚げは「(小)」というので十分の量がある。私はたいていそばだけを1枚追加注文する。

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