2010/10/27

はなだこ - 大阪・梅田の立ち食いたこ焼き

From 食べ物ログ


大阪・梅田の新梅田食道街1階、人通りの激しい出入り口に面しているたこ焼き屋。写真に見える厨房の奥の方にあるわずかな出っ張りがカウンターとなっていて、そこで立って食べることが可能。

大量のネギの上にマヨネーズをかけた「ネギマヨ」がお勧めのメニューのようだ。たこ焼きの食べ方としてはオーソドックスではないのだろうけれども、甘いソースが載っているものよりもあっさりとして食べやすい。

今回、東京を離れて粉ものを集中的に食べてみたのだが、どうも自分の中でまだ基準が作れていない。どれもこれも、料理として出されたら、これでいいんじゃないの、と納得してしまうのだ。私に粉ものに対するこだわりがない、ということなのかもしれない。実際、チェーン店の「道とん堀」の標準化された感じがいいとか言っているぐらいだし。ただ、このブログで中国東北地方や中東諸国を含む、小麦粉料理の文化圏の料理を多く扱っていくうちに、そういえば関西地方の粉ものがもっと身近な小麦粉料理なんだよなと思い至って、少しまじめに考えてみようかと思った次第。

この文脈で考えると、この店の「ネギマヨ」のように(またもちろんのこともっとふつうの「ネギ焼き」のように)、粉ものの上にネギを載せるというアイデアは、朝鮮料理のネギチヂミや北京料理の葱油餅と根っこが同じであると言うことができるだろう。

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