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池袋はつけ麺・ラーメンの激戦区で、私がこの街に足を運ぶようになってからも何度かのブームが来ては去ったように思うが、その中でこの熊本ラーメン「桂花ラーメン」は安定している ( 公式サイト )。といっても、桂花ラーメンが池袋に進出してきたのはそんなに昔のことではなく、それ以前はわざわざ新宿まで行って食べていたものだ。
昔はここの味を「濃厚」だと感じたものだが、いまの粘度の高いつけ麺スープや、ラーメンへの背脂のトッピングのブームのせいで、むしろあっさりした味に感じられる。こちらの方が私は好みだ。これは私が流行に取り残されているということだということは十分に承知している。
そういえば途中から現れた「辣香」という辛い調味料も、当初は辛いと感じたけれども、激辛ブームの到来のせいであんまりそう感じなくなっている。
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2010年11月1日に追記。
本日、桂花ラーメンが民事再生法を申請したというニュースが入ってきた。「味千ラーメン」(知らない)を経営している重光産業が支援するとのこと。店舗はそのままで屋号も変えないらしい。
詳細はわからないが、設備投資がたたったとのこと。ただ、池袋にある2つの店舗は、前を通りかかるとたいてい客がいないし、外見や内装の面では新しめの店と比べるとずいぶん見劣りすることはたしかだ。それはもう、上の店舗の写真を、他の勢いのあるラーメン店の写真と比べるだけで一目瞭然である。
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