From 食べ物ログ |
関東で30軒以上の店があるらしい。店の作りや公式サイトなど、付随する情報すべてが「この店の料理はまずい」というメッセージを伝えてくるのだが、驚くべきことにおいしいのである。中国からの移民だった祖父が北千住に構えた中華料理店の3代目が、メディア戦略を練って店舗拡大を仕掛けているというお店がおいしいんだから脱帽だ。
さまざまなタイプのラーメンがあって、たいていの料理に「刀切麺」と「柳麺」のどちらかを選ぶことができる。たとえば「天下一品」にあるような特定の味へのこだわりとかを完全になくし、街の中華料理屋に出てくる、なんとなく中国ネイティブっぽい味のラーメンを、標準化された麺を使って提供する、という潔い戦略がみごとに当たっている。
オーセンティックさという点でもおいしさという点でも、たとえば池袋だったら蘭州拉麺の「極」の方が上を行っていると思うが、店舗を増やすのはこっちのタイプの店なわけだ。
塩味系のスープと刀切麺の組み合わせがお勧め。店舗で手を掛けるもの、たとえば炒飯はぶれがあるのでお勧めしない。
場所: 東京芸術劇場向かい。
住所: 東京都豊島区西池袋3-25-11 パークサイドビル1F
電話番号: 03-3971-0610
営業時間: 昼から深夜まで。
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