From 食べ物ログ |
「グレートインディア」の池袋北口店は、カバブの屋台「シシマン」のすぐ横にある。カウンター席が8席ほどの小さい店で、朝までやっている、インド・カレーを安く手軽に食べられるお店で、池袋にはほかに2店舗もある。
この店を初めて見たとき、私は英国の映画や小説で慣れ親しんでいたチープなインド料理屋がついに日本にもやってきたという感慨を抱いたものだった。忙しい独身者がテイクアウトのカレーを自宅に持ち帰って食べるやつだ。これはもうどれほど強調しても強調したりないが、この「グレートインディア」は日本における本格的なインド・カレー屋の世界に第何次かの革命をもたらし、いま現在もその政権は存続しているのである。
ちなみにこの「グレートインディア」の料理は店舗による違いだけでなく、たぶんそのときにいる店員によるばらつきがある。私は店員の個体識別をできるほど通っているわけではないので細かいことはわからない。いずれにせよ、上記の革命とは「そんな細かいこと気にしていてもしかたがない」というような開き直りを含んでいるわけで、これはこれでいいのだ。
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