2011/03/21

灰汁美 - 上板橋に来たつけ麺屋

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上板橋に移って、当初は居酒屋兼うどん屋として営業していた「灰汁美」が再びつけ麺屋になっていた。この店は池袋内で1回移転したのち、東武練馬のいまは「めん蔵」になっている場所に移り、閉店してしばらくしてから上板橋の南口で再び開店した。ちなみにこの場所は、やはり池袋から移ってきた「アジアン・キッチン」という中華料理店があった場所で、池袋でやっていた頃にけっこう通っていた店だったのでここにもときどき来ていたんだけど、ある日いきなり「灰汁美」になっていたので驚いたのだった。ちなみにそのときうどんも一回食べたけど、ぴんと来なかったのでこのブログには載せなかった。

この上板橋で出しているつけ麺は、池袋や東武練馬で出していたものとは麺もスープも変わっているように思った。スープは以前ほど魚介系が強くなくなっていたし、麺がちょっと細くなっていたと思う。

それでもやっぱり美味しい。この恰幅のいい店主のセンスは私によく合っているのだと思う。しかしそのようなマッチングの良さをはるかに凌駕するのが経営センスのなさ。もっと具体的にいうと、店の雰囲気作りだ。これは池袋でも東武練馬でもそうだったが、そうとう覚悟して行っている私でさえも、この人の態度や店内の雰囲気には苛々させられる。ネット上での評判を見るとこの点を気にしている人は多いようで、確実にビジネス上のディスアドバンテージになっている。私はうまければ接客態度なんてどうでもいいと思っているほうだが、店がつぶれてしまったら元も子もないし、この店はほんとにそれを心配してしまうほどのレベルまで行っているのだ。

それも含めて人生だ、という気はする。いまの時代にあまり見られないタイプの飲食店だ。

2011/03/06

スミレ トウキョウ - 渋谷のイタリアン・ベースの無国籍料理?

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渋谷のちょっと辺鄙なところのビルの9階にある小さなイタリア料理店( 公式サイト )。イタリア料理店というよりも、イタリア料理をベースにした、「素材を活かした」調理をする無国籍料理とでもいうべきものか。「DREAMS COME TRUE」の2人がオーナーで、同じ名前でニューヨークにも店があったらしいが、今回ざっと調べてみたところ、どうやら閉店したようだ。"New York Restaurants"のページ( http://nymag.com/listings/restaurant/sumile/ )には"This venue is closed"とあるし、公式サイトとして使われていた http://www.sumile.com/ のアドレスはハイジャックされている。レビューを見ると、和食とフレンチのフュージョンとして宣伝されたが、末期には普通のスシ・バーになっていたと推測できる。

この東京の店は、ニューヨークの店ほどハイエンドのレストランとしては位置づけられておらず、カジュアルなデートや宴会用途に使える「隠れ家的なお店」だった。しかしそれでも私にとっては、コストに見合うものではなかったかな。

他の人のレビューを見ると、現在のミニマリスト的な路線になったのはそんなに昔のことではないらしい。 そういう路線は嫌いではないけれども、あるていど高い値段になると、どうしても要求水準が高くなるし、ミニマリスト的アプローチではそれが満たされにくいのだ。いやまあ簡単な例をいえば、たとえば魚料理ならば、この素材は刺身で食べた方がおいしかったんじゃないの、という疑問を払拭するだけのインパクトを与えにくくなる、ということ。

お店の雰囲気などは、求められているであろうものを完璧に提供できている。しかし料理の面では、再訪するほどでもないかな、と思った。

菜華 - 中野の支那そば店

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中野にあるラーメン・つけ麺店。「支那そば」を銘打っていることから想像できるように、いま風ではないあっさりめのラーメンを出す店。魚介ベースのスープで、塩、醤油、味噌の味を選択できるという点も昔風だ。

こういうポリシーでラーメンを作っている店としては、この店はかなり好きな部類に入る。といっても、醤油ラーメンしか食べたことがないので、他のがどうなのかはわからない。

2011/03/05

ティーヌン 青山店 - 青山にあるタイ料理店

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青山にあるタイ料理店( 公式サイト )。この「ティーヌン」は「スパイスロード」という会社がやっているフランチャイズのようだ。たしか昔、池袋西口の要町通りに店舗があったが、それがなくなって、池袋ルミネの上階に新たにできた。肩の凝らないタイの屋台料理だなと思った記憶がある。どちらも店員がタイ人ばかりだったので、日本の資本だというのは意外だった。

この青山店は私が抱いていた印象とはずいぶん違って「おしゃれ」だったが、特に値段が高いというわけでもなく、たぶんこのあたりではリーズナブルな価格帯である。

最近、なぜか特にタイ料理についてよく思うことなのだけれども、自分で作れると思う料理以上のものが出てくる確率があまり高くない。これは、1) 自分がタイ料理店で頼む料理がけっこうワン・パターンである、2) 自分がこれがタイ料理だと思う特徴がけっこう浅いレベルのものである、などの事情が関係しているのだと思う。たとえば、タイのカレーはそれなりの調味料を揃えればそれなりのものが簡単にできる。準インスタントのペーストもかなり行けるし、さらにいえばそのまま食べられるレトルト食品にもちゃんとおいしいものがある。そして、それよりも深いところで味の違いがよくわかっていないのである。

その結果として、何かよっぽど特徴がある店で、特殊なものを頼まない限り、大したことないものを高い金取って出している、という印象が残ってしまうのだ。この店もそんな店の1つだった。あくまで悪いのはこちら。

麺や 寵児 - 池袋西口のつけ麺屋

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池袋西口、「天下一品」の手前にできたつけ麺・油そば屋( 公式サイト )。このあたりはラーメン・つけ麺屋の競争が激しい池袋にあっても群を抜いた激戦区だと思われる。そんな場所に新しく店を出した割りには、あまり印象に残らなかったので、いまいちということなのだろうか。あるいは、私が食べたのはつけ麺だったのだけれども、油そばの方が主力なのだろうか。

スープはダブルスープ。麺は「モチモチ麺」と「ゴワゴワ麺」という2つの種類から選べる。私は後者を選んだが、それほど暴力的なまでに固いという印象はなく、食べやすかった。いずれにせよ、この麺の工夫と比べるとやっぱりスープが普通すぎたのかもしれない。

熊本中華そば せからしか - 池袋西口に新しくできた熊本ラーメン店

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たぶんロサ会館向かいの地下の居酒屋で昼だけ営業していたお店が本格的に地上で開業したということなのだろう。前もたしかラーメン店が入っていたはずのスペースに新しく熊本中華そばを名乗る店ができていたので試しに入ってみた。

うっかりして唐辛子がいっぱい入った辛口のラーメンを注文してしまったので、本来のスープの味がよくわからなかった。麺は中太でおいしい。辛くなったスープもそれなりによかったので、初めての印象はけっこういい方である。もう一度行って、普通のラーメンを食べてみようと思う。

更科 丸屋 青山店 - ビジネスマン向けそば屋

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青山の青山オーバルビル地下一階の食堂街にあるそば屋( 公式サイト )。サラリーマンのランチでの利用を見込んだ営業形態。麺もそばつゆも自家製であるということを売りにしているが、これといった特徴がなく、あまり記憶に残らない。まあそれだからこそ、こういう場所で長くやっていけているのだろう。

ちなみにこういうそばはけっこう好み。ただ青山まで出てあえてこれを食べるかというと、ちょっと難しい。

つけ麺 御法度 - 池袋西口のつけ麺屋

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池袋西口、「七福神」の通りに新しく入ったつけ麺店。

太い麺とクリーミーな動物系スープの組み合わせのつけ麺で、別にまずくはなかったがリピートはしないかな、などとぼんやりと思っていたが、 今回調べてみたらなんと今年1月にすでにリニューアルしていたようだ。客の入りがよくないため、方向転換したということなのだろうか。

リニューアル後にはまだ入ったことがないが、とりあえずこのエントリを立てておく。

ならや - 池袋東口にあるうどん・そば屋

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池袋東口の豊島区公会堂前にあるうどん・そば屋。

特に特徴のない街のうどん・そば屋で、その立地の良さから、このあたりの会社員を中心とするランチ需要で保っているという感じの店だった。近くにあるもうちょっと本格的な「美蕎」や居酒屋とのハイブリッド型の「満留賀」などと比べると、明らかに格が落ちる。とはいっても別にまずいとかそういうわけではない。

ナムプリック - 中野のタイ料理店

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中野にあるタイ料理店。知らなかったが、池袋の「タイ亭」と関係があるらしい。そう言われて見れば、家庭料理っぽい料理と素人っぽいオペレーションの組み合わせで、全体的な雰囲気がなんとなく似ている。

おいしいかと問われると、よくわからない。いちおうカレーとかスープとか焼き物・炒め物など、スタンダードなものを頼んだのだけれども、決してまずくはないものの、そんなに強い印象は残らなかった。

ただ中野には東南アジア系の飲食店がそんなに多くないので、安全な選択肢の1つとはなりそうだ。

楽釜製麺所 池袋サンシャイン通り直売所 - 池袋駅東口のファストフードうどん店

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池袋駅東口にあるファストフードうどん店。南の方の西武デパート横にも店舗があるが、こちらはサンシャイン通り近く。

池袋にあるこのタイプのファストフードうどんのチェーン店の中で、この「楽釜製麺所」は一番質が低いように思う。これと比べると、「丸亀製麺」は高級店に見える。これらの店は各地の盛り場で競争しているのだろうから、いまのこの状態で棲み分けが成立していると想像できる。そうなのだとしたら、この「楽釜製麺所」は立地も人員も料理も全体的に低コスト指向ということなのだろう。

二代目えん寺 - 中野にあるつけ麺店

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東高円寺の有名店が中野に出しているつけ麺店。いわゆる「ベジポタ」(ベジタブル・ポタージュ)のつけ汁と、太くてごわごわとした麺の組み合わせである。

このタイプのつけ麺は好きになっても不思議ではないのだけれども、意外に好みにあるものになかなか出会わない。今回思ったのは、麺への粘度の高いスープのまとわり方が出来の悪いスパゲッティを連想させてしまうと、食べ物として食べにくいものになってしまうということだ。

らーめんと甘味処 九月堂 - 渋谷にあるラーメン店

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渋谷の市役所駐車場近く、駅からはずいぶん離れた場所にあるラーメン・つけめん店。ここはラーメンに加えてデザートも売りにしているという変わり種のお店で、店内のインテリアも女性客を意識しておしゃれに凝っている。

スープは豚骨・魚介のダブルスープで、混合する比率を変えてあっさり味とこってり味のバリエーションを作っている。私はこってり味のラーメンを頼んでみた。ゆずの皮やあられといった独特の食材が入っており、甘めのスープとあいまって、すでにデザートを食べているような感覚に襲われた。まあ率直に言って、女性向けにチューンアップされたラーメンだ。店の外観がそう言っているんだから、いまさらケチをつけてもしかたがないが。

サルティンボッカ - 平和台にあるイタリア料理店

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有楽町線平和台駅近くのイタリア料理店。今回気づいたのだが、ここはキャンティ・グループの系列店だった( 公式サイト )。環八沿いの文化果つる土地においてまっとうなイタリア料理を食べられる貴重な店であるが、それだけに混んでいて、ふらっと行っても入れないことが多々ある。

肩の凝らないカジュアルなイタリア料理を気軽に食べられる店として、この地にしっかりと根付いているようだ。私としてはどうせなら池袋まで出るか、この近くであれば川越街道沿いにある「イルポッツォ大原」に行くか、あるいはコストを気にするのであれば最寄りのサイゼリアに行った方が満足できる可能性が高そうな気がする。あるいはスパゲッティを食べるのであれば、自分で作るか。

グリルおおくぼ - 平和台にある洋食屋

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有楽町線平和台駅近くにある洋食屋。この付近の飲食店不毛地帯にあって、昔から安定した洋食を出しているお店。揚げ物中心のプレートにライスと味噌汁または豚汁がつく定食が主力。

ランチにチェーンのファミリー・レストランに入るのはちょっと寂しい、という人が利用する店という感じだけれども、冷静に考えると、値段の面を考慮に入れても、近くのジョナサンよりも絶対に強いとは言い切れない。料理のラインアップから、テイクアウトの弁当は強いのかもしれない。

2011/02/28

KollaBo - 池袋東口のヤマダ電機総本店上にある韓国料理店

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池袋東口のヤマダ電機総本店の上階に入っている韓国料理店( 公式サイト )。複数の韓国料理店によるコラボレーションとのこと。要するに複数の店の得意料理を集めているということのようだ。ヤマダ電機のレストラン街についてはあまりいい噂を聞かないので避けていたのだが、「民俗村」の閉店にショックを受け、代わりになりそうな韓国料理店を探してここに行き当たった。

といっても入ったのはランチタイム。食べたのはいくつかの選択肢の中から純豆腐チゲのみなので、全体像はわからない。他にも焼肉、サムギョプサル、蟹料理などいろんな料理がある。

純豆腐チゲはそこそこ美味しかった。ときどきとんでもないものに行き当たることがあるけれども、ここの店のはさすがにちゃんとしている。とはいえ、ディナーにあえて食べたいようなものでもなかったかな。

というわけで今回の評価は暫定的なもの。わざわざ再訪するかどうかはわからない。

cafe Hohokam - 原宿のハンバーガー店

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原宿にあるハンバーガー店。アメリカンな「本格派」指向のハンバーガーを出すのだが、ここは少なくともランチタイムに関する限り、フライと飲み物付きのプレートが1,000円と、決して「高級指向」の価格帯ではない。

パティは変な味付けをしておらず、ソースもかかっていないもので好印象。バンズもちゃんとしていて、立地と値段の関係を考えるとこれは大当たりだと思う。最近の(というか事実上唯一の)ヒットである「クアアイナ」と比べると、ハンバーガーの味が今ひとつという感じもあったのだが(ほんのちょっとジューシーすぎる?)、ランチタイムの値段であれば健闘している。

遠出までして行く店ではないが、近くまで来たときには有力な選択肢となる店として。

だるまのめ 池袋西口店 - 九州とんこつラーメン

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池袋西口の、「康竜」がいまの「暖暮」がある場所に移る前にあった角のスペースに入っているラーメン店( 公式サイト )。ここも「オリきん」のケースと同様に、店が代わっているのにしばらく気づかなかった。

ここは看板に「豚骨ラーメン」とある。ラーメンにいくつか種類があり、油そばもやっている。 私は標準の(と思われる)「だるまらぁ麺」というものを頼んでみた。細麺の九州とんこつラーメンで、熊本ラーメンに近いものらしいのだが、私にはよくわからない。テーブルには高菜や紅ショウガなどのトッピングと各種の調味料が用意されていて味を調節できる。擂り鉢を渡されるので、ゴマを擂りながらラーメンの到着を待つことになる。

私はいまだにこのタイプのラーメンの評価軸がよくわからない。たとえば最近食べた「一風堂」と比べると、スープに中途半端に甘みがあるのかな、という感じがする。のだが、こういうのは調味料でかなりのところまで調整できるわけだから、この手のラーメンを食べるときの自分の好みの味が確立している状態で、その味にどれほど簡単に近づけられるかが基準となるのかな、という気もする。あとはもちろん麺の好みと、トッピングなどのサービスと、コスト・パフォーマンスということか。

2011/02/26

藤丸 - 中野にあるつけ麺店

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中野駅北口を出てからかなり歩いた場所にあるつけ麺店。麺は太麺で、スープに塩と醤油があるが、ここは塩つけ麺が有名。

写真に映っている頭は列に並んでいる人の頭である。基本的に飲食店で並ぶことをしない私が、この店で並んだのは、駅からけっこう歩いたため戻るのが悔しかったから、ということもあるが、塩味の美味しいラーメン・つけ麺にそそられるからだ。塩つけ麺を食べたいという欲求は他のタイプのつけ麺では満たされない。

でまあここは評判どおりに美味しかった。鶏ベースの白いスープに太い麺がマッチしている。唯一の不満は営業時間が短いということで、店のキャパシティの小ささや立地とともに、なんかお高く止まっている感がないわけではない。

レシャット - 池袋西口のトルコ料理店

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閉店した「ANTEP」のスペースに、またトルコ料理店が入った( 公式サイト )。 基本的に居抜きでの営業に思えるが、単に看板を替えただけではなく、経営者が替わったようだ。

以前の「ANTEP」に素人料理っぽさを感じたのに対し、今回の「レシャット」はプロっぽいのだが、それほど美味しいと思えないのと、量が少なく値段が高い。やっぱり池袋では「デニズ」のレベルが高いわけで、後発組はとうぜんそれをわかって出店しているのだろうけれども、どこに勝算があるのかわからなかった。立地と、おしゃれな雰囲気だろうか?

カフェ・ドゥ・スゥヴニール - 中野の喫茶店

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意外なことに、中野でそこそこの時間をゆったりと過ごせる喫茶店がなかなか見つからない。いまのところ見つけたのは、この「カフェ・ドゥ・スゥヴニール」ぐらいである。ここは「コーヒー専門店」に分類されるタイプの喫茶店だが、価格帯がそんなに高くなく、カジュアルに使える。中野ブロードウェイちょっと手前を左に折れた通りにある。

私にとっての唯一の問題は、タバコの煙が気になることがある、ということだ。これは運としか言いようがなく、私はこれまでどちらかといえば運が良かった方なのだが、リスクはある、ということで。

オリきん 池袋店 - 池袋西口すぐのラーメン・つけ麺店

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池袋西口ロータリーの「松屋」のすぐ向こうにあるラーメン・つけ麺店。このスペースには昔から特においしくないラーメン屋が入っていたのだが、私はいまの「オリきん 池袋店」に入れ替わったのに気づいていなかった。店舗の内装も、居抜きとまではいかなくてもたぶん大きくは変わっていない。

それでこの間、この店が以前のとんこつラーメンではなくなっていることに気づいて入ってみたら、これがなかなかおいしかった。麺の種類と太さをそれぞれ2タイプから選択できて、スープにもいくつかのバリエーションがあるので、手を広げすぎかなと心配したが、しっかりとおいしい。2つの有名店のコラボレーションとのことだが、どちらも行ったことがないのでよくわからない。

食べ終わって思ったことなんだが、どうも私には、駅にこれほど近い店はそんなに美味しくないという先入観があったようだ。これは池袋の東口と西口のどちらにも成り立つことで、好みの店はだいたい駅を出てからそこそこ歩いた場所にある。この店は夜遅くまでやっているので、終電間際に駅の近くで何か食べたくなったら、そんなに妥協したことにならない選択肢として役立ちそうだ。

2011/02/25

美濃屋 文右衛門 池袋東口店 - 池袋東口ビックカメラ本店のちょっと向こうにあるそば屋

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池袋駅東口を出て、明治通りをちょっと北に行ったところに昔からある小さいそば屋。ここはいつ見ても混んでいるのだが、立地がいいこと、店がとても狭いことだけが原因ではない。何かクセになってしまうおいしさがあるのだ。

別にそばの名店として広く喧伝したくなるお店でもないのだけれども、ここの「重ね合鴨」は鴨ベースの温かいつけ汁で盛りそばを食べさせるもので、店の前を通るときにときどき無性に食べたくなる。料理そのものはそんなに珍しいわけでもないけれども、そば屋に入ったときに普通の冷たいつけ汁の盛りそばや、汁そばの鴨南蛮を頼むのではなく、これを頼みたくなるぐらいの完成度があるという意味で、やっぱりレベルが高いのだと思う。

そう考えると、『玄八』などの「港屋系」そばは、むしろ細いそばの方がいいのかもしれない。麺が太いと、つけ汁の粘度を高くし、味を濃くしなくてはならないわけだが、そのバランスを取るという意味で、などなど。

博多 一風堂 池袋店 - 東口の博多ラーメン

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池袋東口のジュンク堂近くにある博多ラーメンのチェーン店。ふと気づくと池袋にも博多ラーメンを食べられるお店が増えてきたけれども、この「一風堂」は最も「小綺麗」である。女性客が入りにくいであろうジャンクさを醸し出しているラーメン屋ばかりの中で、この「一風堂」はごく普通のラーメンのチェーン店の佇まいをしているだけでも大きなアドバンテージを持っている。別に小洒落たことをしているわけでもないのでイヤな感じはしない。商売が上手だなと思う次第だ。

肝心のラーメンはさっぱりしていて食べやすい。私はいまだに博多ラーメンのことがあまりよくわからないのだけれども、全国展開しているだけあって、クセのない味にしているのだろうと思う。まあそれで文句はない、というか、東京でわざわざ博多ラーメンを食べるときには、博多ラーメン内での個性を楽しむよりも、博多ラーメンというジャンルの典型的なものを味わいたいわけで、自己主張はかえって邪魔になりかねない。

テーブルに用意されている薬味類も充実しており、替え玉への対応も含めて、オペレーションは良い。減点の対象となりうる要素を一つずつ潰している、という意味での高評価。こういうのにもときどき感動する。

炭火焼鳥 母家 池袋本店 - ランチが評判の焼鳥屋

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池袋東口から明治通りを南にちょっと下がったところにある焼鳥屋。ここはランチの評判がいいみたいなので行ってみた。

メインとなっている焼鳥丼と唐揚げの2つを半分ずつ食べたのだが、そんなに言うほどのものかな、と思った。他の「普通」の店で鶏の唐揚げを食べるよりはたしかにいいだろうけれども、わざわざ出かけてまで食べるようなものではない。

ネット上の評からすると、ここはむしろディナー・タイムに普通に焼鳥を食べるのがいい店なのかもしれない。老舗の、ちょっと高いけれどもおいしい焼鳥屋とのこと。

キッチンABC 西池袋店 - 昔からある洋食店

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昔からある、昔ながらの「洋食店」。ハンバーグとかオムライスとかナポリタン・スパゲッティーなどの定番の料理が、古典的でありながらも高いレベルで出てきて、量が多く値段もそんなに高くないため、時間帯によっては行列ができる有名店だ。

家や会社の近くにあったら通うかもしれないが、わざわざ遠くまで出かけていってまで食べるようなものでもない。その意味では、近所のサラリーマンや学生で賑わうのは十分に理解できる。

伊達の牛たん本舗 池袋・宮城ふるさとプラザ店 - 宮城県のアンテナ・ショップ内にある小さい牛タン屋

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池袋東口にある、宮城県の物産品を売っている「宮城ふるさとプラザ」の奥にある小さな牛タン屋。前にエソラ池袋に「利久」が入ったので嬉しいと書いたけれども、この店は何年も前からここにあったようだ。しかしこんな場所にあったらなかなか気づけない。この「伊達の牛たん本舗」は仙台市内に複数の店舗を持っており、仙台駅の「牛タン通り」にある店には入ったことがある( 公式サイト )。

「ショップに付属の飲食コーナー」に毛の生えたようなものなので、腰を落ち着けられるような店ではないし、閉店は8時と早い。しかし牛タンを食べるという目的には必要十分というか、むしろ機能的かもしれない。「利久」よりも料理のバリエーションで劣っているものの、どうせ牛タンの塩焼きを食べるのであれば問題なし。ということで、全体的に見て、私はこちらの方が気に入った。

2011/02/24

一栄 - 意外な穴場のそば屋

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池袋の駅からはかなり離れた、わかりにくい場所にあるそば屋。外見からわかるように決して気取った店ではないが、中に入るとこの外見以上に雑然としていて大丈夫かな、と思ってしまう。その割りにはちゃんとしたそば屋だった。営業時間は11時から16時で、手打ちのそばは変わり蕎麦をやっていて五色そばなるものを供している、というように、この外見と内装がなければ「本格派」というラベルを貼りたくなるようなシステムである。この全体的なちぐはぐさが奇妙だ。

私は普通にそばを食べて満足して出てきたのだが、家に帰ってこうやってこの文章を書いているうちに本当に不思議な気持ちになってきた。 で、ネット上で検索してみると、それなりに名は知られているお店だったようで、けっこう言及されている。それが手放しの賞賛というわけでもないのがまた面白い。

駅から遠いから私はそんなには行かないと思うけれども、駅周辺のそば屋を一巡したらまた確かめに来てみたいと思わせる店ではあった。

2011/02/23

シュリンプ&オイスターハウス 池袋西武店 - すぐ近くのお店の方がいい?

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西武池袋8階にあるオイスター・バーなのだが、数十メートルしか離れていないところに同じ会社が経営する『ガンボ&オイスターバー 池袋パルコ店』なるお店がある。牡蠣の出所は同じはずなので、こちらは店名に入っている「シュリンプ」が売りなのだと思われるけれども、私は食べなかった、または食べたけど記憶に残らなかったのでよくわからない。

こちらも私はランチ・タイムに入った。牡蠣が目当ての場合、こちらはランチ・メニューに余分な料理が入っていてその分高い。そしてその料理が特においしくない。

というわけで、私はこちらの店を利用することはもうないだろうと思う。

ガンボ&オイスターバー 池袋パルコ店 - 牡蠣とケイジャン料理

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池袋パルコ8階にあるオイスター・バー。ヒューマンウェブという牡蠣の卸をやっている会社( 公式サイト )の直営レストランで、日本各地の牡蠣を集めている。ここから数十メートルしか離れていない西武池袋8階にも同じ会社が経営する『シュリンプ&オイスターハウス』があるのが意味不明だ。こちらは店名に「ガンボ」が入っていることからわかるようにケイジャン料理のガンボも供するのだが、私の興味は牡蠣、しかも生牡蠣にしかない。

私が入ったのはランチ・タイムだったが、ランチ・メニュー以外にも生牡蠣のプレートを追加注文して、牡蠣を食べたいという欲求は十分に満たされた。生牡蠣以外の料理はいずれも微妙な感じだったけれども、まあどうでもいい。

池袋で国産の生牡蠣を大量に食べたいときには、とりあえずここでよさそうだ。今度はディナータイムで食べ放題を試してみたい。

2011/01/31

クアアイナ AQUACITYお台場店 - 台場のおいしいハンバーガー店

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ハワイ発のハンバーガー店の、お台場のアクアシティ内にある支店( 公式サイト )。立地からしてあまり期待せずに入ったが、これは大当たりだった。他にも似た感じの場所に20件弱ほど出店しているようだ。

ニュージーランド産のしっかりした牛肉を使った、変な味がついていないパティが私の好みに合っていて、その他のファクターはあまり記憶にない。付け合わせのポテトが少なかったような気がするが、とりあえずどうでもいいというぐらいに、ハンバーガー自体がよかった。

ただし値段はセットで1,500円ぐらいになる高級路線。立地のことを考えると少し差し引いてもいいのかなとは思うが高い。いまハワイの観光情報サイトで現地のお店のメニューを見てみたら、1/2 lbのハンバーガーであれアボカドバーガーであれ5~6ドルの範囲に収まっている。

とはいえ、このブログで取りあげてきた高級路線のハンバーガーでは初めてのヒットではある。やはりアメリカからあまり手を加えずに持ってきたものの方がいいのだろうか。

中華そば 青葉 池袋サンシャイン店 - 中野の有名店の支店

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中野にある本店はいつ行っても行列ができていて、基本的に飲食店では並ばない私はいまだに入ったことがない。こちらは池袋サンシャインの地下一階にある支店で、混んでいる時間帯を外せば問題なく入ることができる。

聞くところによるとダブル・スープの先駆者ということだが、 いま食べると「懐かしい味のラーメン」という感じがする。いまの時代にも満足して食べられる範囲で、ぎりぎりまで遡った懐かしい味という感じ。おじいちゃんからお子様まで、家族連れでも大丈夫だし、あっさりしているのでリピートしやすい。サンシャイン内で軽く食べるとしたら、ここは選択肢としてかなり有効である。

東池袋大勝軒 - つけ麺最大派閥の親分

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いまに至るつけ麺ブームの元祖であり火付け役である東池袋大勝軒。一度店を閉じたが、場所を移して再オープンした。前もそうだったが、いまもちょっと不便な場所にあるのでなかなか足を向けられない。

この店には、大昔、まだ大きなブームが来ていない頃に何度か行ったことがあるのだが、とにかく人が並んでいるし早くスープ切れで締まるしで大変で、その手間の割りに特においしいという感じもしなくてファンにはならなかった。その頃、つけ麺といえばむしろ「つけ麺大王」の方が存在感が大きく、特定の店舗の話だけれども、私の好みにずっと合っていたから、「大勝軒」の人気にはうさんくさいものを感じていたとも記憶している。

その後、大勝軒一派が一度つけ麺業界を制し、あちこちに似たつけ麺を出すお店が出てきたおかげで、この元祖のお店に無理に行く必要もなくなったわけだが、今回、近くに行く用事があったので久しぶりに行ってみた、というか移転後は初めてかも。

正直言って、暖簾に頼り切って流行後の進化に乗り遅れたひどいものを覚悟していたのだけれども、そんなに悪くなかった。 スープがそれほど甘くないのがありがたいし、麺も極端なものではなく保守的で安心できる。現在ブームのつけ麺の「元祖」の味を試してみたいと思う好事家は、そんなに失望せずに帰るのではないかと思う。

2011/01/16

川香苑 歌舞伎町店 - 新宿歌舞伎町の四川料理店

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新宿歌舞伎町にある四川料理店。このところ四川料理に凝っていて、特に池袋の『』に通っていろんな料理を試してみている。その流れで、評判がいい店を探して、ちょっと遠くでも足を伸ばしてみようかと思って、引っかかったのが新宿歌舞伎町にあるこの店だった。

たしかにオーセンティックな大衆的四川料理だった。このタイプのお店に関しては、池袋の「知音食堂」という極北のものを経験しているから、もうたいていのことでは驚かないという自信がある。もちろん中国大陸に行けばあれよりも凄いのはいくらでもあるだろうけれども、日本国内で、自分の行動範囲内にあんなものが出現したという驚きはほんと忘れられない。この「川香苑」に関しても、新宿を行動範囲としている人たちがいままさに驚きを体験しているところなのだろう。連日予約で満杯のようだ。

そうはいっても「知音食堂」よりはずっとマシというか日本的で、安心して入れる空間になっているし、料理の方も穏当である。特に料理がマシという点で、「知音食堂」よりは人に薦めやすいお店になっているし、私も今後はちょくちょく行ってみようかなと思っている。

暖暮 池袋西口店 - 新しくできた九州ラーメンの店

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池袋西口のマクドナルド裏、これまで「康竜」が入っていたところに昨年12月に居抜きで入ったラーメン店( 公式サイト )。本店は福岡県筑紫野市にある。豚骨スープで細麺の九州ラーメンである。

特に目立つ特徴もなく、すんなりと食べられるラーメンだったのだけれども、この池袋ではそういうものは中途半端かもしれない。もっと安いジャンクフード的なお店もあれば、もっと高くてそれなりにリッチでくどい味がするお店もあるなかで、この店を選ぶ理由が今のところ思い浮かばない。

しばらく時をおいてもう一度行ってみるかもしれない。

味王 - 池袋の台湾料理店

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都内にいくつか店舗がある、台湾料理のお店。この池袋店は駅からかなりはなれたオフィス街に、街の普通の中華料理店の佇まいで存在しているが、中に入るとたしかに本格派っぽい。

ランチ・タイムには普通の中華料理っぽいランチを出し、ディナー・タイムのアラカルトは家庭料理・小皿料理的。とりあえず美味しい本格的な料理を食べられることは確認した。もうちょっと通う必要あり。





より大きな地図で 池袋西口の中華料理店 を表示

キッチン チェック - 池袋の昔ながらの洋食店

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池袋のロサ会館1階に昔からある洋食店。歴史があるから特にすごいというわけでもなく、けっこう平凡なハンバーグとかシチューとかそういった料理を地道に作り続けている。カウンター席のみで、さっさと食べてさっさと出る店だが、そんなに安いわけではない。

それでも客が途切れないのは、立地がいいせいだけではないだろう。ここに来て安心して食事ができる常連がついているものと思われる。私もそんなに美味しいものを食べたという記憶もないのだけれども、ときどき入ってみる。気取っていないが、ちゃんと手が掛かっている洋食を食べてみたいというとき向けのお店。

Kaeru - 中野の二郎系ラーメン

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中野にある二郎系のラーメン店。

私は特に二郎系ラーメンが好きな方ではないから、あまり食べておらず、他の店との比較もできないけれども、この店は私が抱いている印象よりはずっと軽めで上品な味だった。体に負担を掛けずに食べられる二郎系ということで好感が持てる。わざわざ遠くまで行って食べるほどのものではないが。

2011/01/10

担々麺 ほおずき - 中野の担々麺専門店

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中野ブロードウェイ手前の道を右に曲がってしばらく行ったところにある担々麺の店。

私は特に担々麺を好きなわけではなく、池袋の「楊」(2号店3号店) に行ったときにたまに食べるぐらい。この店ではスープに入っている日本式の担々麺を食べた。花椒がしっかりと効いていて、四川料理っぽいものを食べたいという欲求は十分に満たされた。それに加えて、ベースとなるエビの味がしっかりとしているところが日本的で、暴力的な辛さという印象を与えない。

美味しかったけれども、こういうものを食べるぐらいだったらちゃんとした四川料理を食べに行こうと思うかな。

ヤミヤミカリー 中野店 - 東南アジア風カレー

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店頭には「アジア型カリー専門店」という書かれた垂れ幕がある。どこの国とも言えないオリジナルのカレーを出す店ということだが、私が食べたチキンの入ったカレーはタイ風のココナツ・ミルクをベースにしてパクチーでアクセントを付けたものだった。

とは言っても、普通のタイ料理店で出てくるカレーよりも粘度が高く、日本的に具沢山という印象がある。タイなどの東南アジアの料理が苦手な人でも抵抗なく食べられそう。

オリジナルのアジアっぽいカレーというと、池袋の「かえる食堂」を思い出すが、あちらはスパイスの調合に凝ったマニア向けであるのに対し、こちらはスパイス以外の面でいろいろと工夫をして食べやすさを追求している一般路線で、ハマったら毎日ランチに通い詰めるという使い方ができそうだ。
 

2011/01/09

カルタゴ - 中野の地中海料理店

From 食べ物ログ

JR中野駅南口からちょっと歩いたところにある地中海料理店。公式サイトには「アラブ・トルコ地中海料理」とあり、「チュニジア・モロッコ・エジプト・レバノン・トルコなど」の「多国籍料理レストラン」であると自己紹介している。

正直言ってそこらへんの国の料理の区別が私にはつかない。料理を出すときに1つ1つ丁寧に説明してくれるのだけれども、前菜のペースト盛り合わせに載っているそれぞれの国の味付けの違いとか、各国のケバブやクスクスの違いとかに、料理人の個人差を超えたどんなものがあるのか、わからない。もっと修行を積まねば。

料理は非常においしい。このブログで取りあげているこのあたりの料理のお店(トルコ料理シリア料理ヨルダン料理) はいずれも外国人が経営して調理もしている(「カッパドキア」だけは違うかな)のだが、ここは日本人が昔からやっている店で、やっぱり全体的に日本的なサービスを感じる。家の近くにこんな店があったら、各国の料理の違いがわかるようになるまで通いそうだ。