2010/08/30

玄八 - 豪胆なつけ蕎麦

From 食べ物ログ

聞くところによると「港屋系」というらしい。虎ノ門にある「港屋」というそば屋を発祥の地とする、つけ麺的な発想のつけ蕎麦。私はその「港屋」には行ったことがないので比較ができないが、この「玄八」は、太い噛み応えのある大量のそばを、普通の日本そば屋にはない、肉の味がするつゆや油っぽいつゆにつけて食べる体育会系フードという感じだ。

ジャンルとしては「ラーメン二郎」や「中本」と同じ、体を痛めつけるジャンク・フードの印象があるけれども、日本そばであるという点だけでもこの2つよりはずっと健康的なはず。それなのになぜこんなに荒々しい印象を与えるのだろうか。

ジャンルとして面白いし、コスト・パフォーマンスも悪くないし、そばもまずくはない。ただ、せっかくこのあたりまで足を運んだのに、1回の食事をこれで済ませてしまうのは少々もったいないという気はする。これが駅構内とかにあって、そこらの立ち食いそばの店との比較ということになったら絶対にこっちに入るけど、その場合には調理に要する時間やお手軽さや価格の面でむしろ競争には負けるのだろうな。難しいものである。

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