2010/10/27

焼くんじゃ - 広島のお好み焼き

From 食べ物ログ

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JR広島駅の駅近くのビル6階に、お好み焼き屋さんだけが十数軒入っている「ひろしまお好み物語駅前ひろば」というスペースがある。調べてみると、ここがオープンしたのは2006年のことだから、比較的新しめのコンセプトで作られた「食のテーマパーク」とでもいうべきもの。観光客が第一のターゲットだろうが、地元の人にも利用されているみたいだ。

開館時間直後に入ってみたところ、通路の両側にお好み焼き屋がひしめいていて、「へい、いらっしゃい」と声を掛けてくる。予備知識なしで来たものだから、どの店をどういう基準で選んで入ればいいのかまったくわからぬまま歩いて行くと、繁華街でキャバクラのキャッチの間を通り抜けていくような感覚になってくる。その緊張感に耐えられなくて、適当に入ったのがこの「焼くんじゃ」という店だった。

結論から言うと、広島風お好み焼きのことはいまだによくわかっていない。お好み焼きにそばが入っている、としか認識できていない。私は焼きそばは好きなほうで、粉もの屋に行っても頼むことが多いし、家でもときどき作って食べる。ただし、シンプルな塩味が好みだ。だから、お好み焼きのソースと一緒に出されると、せっかくの焼きそばがもったいないという気持ちになってしまうのである。

申し訳ないが、そういう一般的なことを書くしかないぐらい、この店のお好み焼きの印象は弱かった。決してまずくはないのだが。

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