2010/10/29

硯家 本店 - 池袋東口のうどん屋

From 食べ物ログ

池袋東口の、ジュンク堂の裏のわかりにくい場所にあるうどん屋。夜は居酒屋として使われるため、壁にはたくさんの小料理のメニューが貼ってある。酒も含めて、素材の産地とか由来にこだわりがある様子が伝わってくる。試しに牛すじを頼んでみたら、盛りは雑ではあるものの、びっくりするほどおいしかった。

うどんは中太の、それほどコシの強くないつるつる行けるタイプ。すぐ近くにある「うちたて家」と対照的なのが面白い。私はどちらも好きである。武蔵野うどんのような野趣に富むものではなく、上品にまとまっているという感じ。

小料理屋の側面も持っているだけに、うどんの食べ方にもいろいろと工夫を凝らしているようで、いろんなメニューがある。汁うどんを試してみたかったので肉うどんを頼んだ。濃いめの関東風のスープで、私の好みにはちょっと甘すぎるかなという感じだが、これは肉うどんだったせいかもしれない。全体として、非常にグレードの高いうどんという感想を持った。

すぐ近くには「丸亀製麺」もあるので、このあたりは意外にも池袋におけるうどんの激戦区である。どれもまったくタイプが違ううどんだというのが面白い。

0 件のコメント:

コメントを投稿