2010/09/28

餃天堂 宇都宮駅前西口店 - もちもちした皮

From 食べ物ログ

JR宇都宮駅西口の南側、「宇味屋」の下にある。今回食べた宇都宮の餃子の中では、皮が厚くて、中国の餃子に一番近いタイプだった。が、焼餃子にはマヨネーズをつけて食べることを勧められる。水餃子は、これは宇都宮では標準的らしいが、スープは味が付いていないお湯で、これに醤油やラー油などを適当に入れる方式。

結局、皮の食感も含めて、ここのものが一番気に入ったかな、と。でも近場にあったらまあいいかなというていどで、決して土地の名物にできるようなものではない。

今回改めて思ったのは、「餃子の王将」とか、池袋から埼玉方面の沿線に展開している「餃子の満州」のようなチェーン店のアドバンテージである。餃子のような大量生産品だとスケール・メリットが出てくるし、店舗の立地の面でも資金力の違いが出てくるだろう。

そういうものを超えるおいしい餃子を出している店が宇都宮にもあるのだろうと思うけれども、残念ながら今回は巡り会うことができなかった。「おいしい餃子を出している店」は宇都宮に限らずあちこちに存在しているわけで、餃子が名物であるとされている宇都宮でもそういう店に出会う確率が極端に高くなるわけではない、ということが今回の結論である。

ちなみに池袋には中国式の餃子がおいしい店はいくつもあるけれども、市販の冷凍品を使っているらしきところも含めて、おいしくない店もけっこうあるので注意が必要である。いずれにせよ、今回の日本式焼餃子はこれとは違うジャンルの食べ物だと考えた方がよろしい。

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